2009年12月12日

マイクロソフトのIPライセンシング

MSが exFATのIPライセンスプログラムを発表した

http://www.microsoft.com/presspass/press/2009/dec09/12-10msflashtechpr.mspx


このリリースで参照されている MSのIPライセンシングプログラムを見ると、今回発表したものを含めて45個のライセンス可能な技術が見える。これまで開発してきた技術にもとずくものであろうと想像できる。
すごいけど、オープンソースで開発しているものがこのIPライセンスとどう関係しているのか...
posted by tshibata at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | IP問題

2009年11月14日

Red Bend Software が Google に訴訟

携帯のソフト会社である Red Bend Software がグーグルを相手に訴訟を起こしている。内容としては Chrome browser の更新をする際に圧縮技術を使う部分で、Google はこのアルゴリズムを Courgette と呼んでいる。
Courgetteは差分圧縮アルゴリズムと呼ばれるもので、ソフトウェアがセキュリティやバグによって入れ替える必要が出たときに、全バイナリを置き換えるのではなく、変更がなされたところだけを入れ替えるというもの。

Red Bend はベンチャ会社でソフトウェアの FOTA (Firmware-over-the-air)、「空からファームウェアが振ってくる」という機能を提供している。そのための基本の特許が Google の Courgette と問題になっているということ。

たしかに、問題になっている US patent 6546552 をみると、新旧両プログラムの違いを調べてコンパクトな差分を生成する、というように書いてある。



http://www.patentstorm.us/patents/6546552.html
http://www.masshightech.com/stories/2009/10/26/daily19-Red-Bend-Software-sues-Google.html
http://www.masshightech.com/stories/2009/09/28/daily33-Red-Bend-stacks-up-two-new-mobile-software-patents.html
posted by tshibata at 07:13| Comment(0) | TrackBack(0) | IP問題

2009年10月28日

特許とオープンソースソフトウェア(2)

Bilski訴訟に関して、FSFも米国最高裁判所からの依頼に答えて、ソフトウェアのアイディアは特許にすることはできないという文書をだしている。

http://www.fsf.org/news/bilski-supreme-court-brief

この中で参照されているESP(End Software Patent)のグループではソフトウェア特許の問題に
関する調査報告や swpat.org のwiki サイトなどを公開してソフトウェア特許に関する問題の解決に
勤めているとある。
http://endsoftpatents.org/home-page
http://en.swpat.org/wiki/Main_Page

また、最高裁に提出したドキュメントについては以下。

http://endsoftpatents.org/amicus-bilski-2009

この中の Summary of Argument の最後には,
情報処理のアルゴリズムは特許法の範囲外におかれるべきであり、
そうでないと最近の産業界はソフトウェアを広く利用しているので一般の企業が
訴訟のターゲットにされたり、またリスクが増大するなどの問題がある、
というような意見がある。(文章がうまく要約しきれていない可能性あり)

このような背景を知っておくと以下のニュースについても少し理解できるかも、
http://sourceforge.jp/magazine/09/10/05/0230216

ESPについては以下のニュースもある
http://sourceforge.jp/magazine/09/02/25/0225219

これらえの動きの前には、2008/12にOINがLinux Defenders を立ち上げ、
さらに Peer to Patent と Post-Issue Perrt to Patent のようなポータルによって
特許システムの不明確さを緩和するという動きがあったが、さらに直接的な動きに変わってきている
ように思える


Bilski訴訟の内容については以下がわかりやすい
http://techon.nikkeibp.http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080428/151121/co.jp/article/NEWS/20080428/151121/
posted by tshibata at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

特許とオープンソースソフトウェア

ビジネスモデルの特許性に関して争っている Bilski 訴訟に関連して RedHat がソフトウェアを特許の対象から除外するように求める意見書を出している。
http://press.redhat.com/2009/10/01/asking-the-supreme-court-to-address-the-problem-of-software-patents/

RedHat の提出した意見書は以下から読める:
http://www.redhat.com/f/pdf/rh-supreme-court-brief.pdf

この中で、

Software is an abstract technology, and translating software functions into patent language generally results in patents with vague and uncertain boundaries. Software products are often highly complex, created by combining hundreds or thousands of discrete (and potentially novel) elements in a cumulative process. Because the boundaries of software patents are exceedingly vague and the numbers of issued software patents is now enormous, it is virtually impossible to rule out the possibility that a new software product may arguably infringe some patent.

のようにソフトウェア特許の問題を指摘し、それによるリスクが増加しているとしている。さらに、

It also offers an opportunity to reaffirm the rule, supported both by case law and by sound policy, that computer software is among the types of abstract subject matter that are not patentable under 35 U.S.C. § 101. The machine-or-transformation test set forth in the decision below is fully consistent with this Court’s prior case law regarding the patenting of abstract ideas. The Court should adopt this test and make clear that it excludes software from patenting.

と書いている。最後の一文は明確に、ソフトウェアは特許の範囲から除くべき、としている。
posted by tshibata at 07:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2009年10月27日

Linus

Linus が来日したことだけでも歴史的なことだけど、ちょうど Windows7 の日本発売日と同じ日にヨドバシカメラに居たなんて :)

http://picasaweb.google.com/cschlaeger/JapanLinuxSymposium#5395358413061926434

いろいろニュースが出ているので後でまとめてみたいと思う
posted by tshibata at 07:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2009年10月12日

RedHat Enterprise Linux のカーネルバージョン

今後役立つと思うので、メモ。

RHELバージョン     カーネルバージョン    
RHEL2.1                   2.4.9
RHEL3                      2.4.21
RHEL4                      2.6.9
RHEL5                      2.6.18

http://kbase.redhat.com/faq/docs/DOC-3079
から

RHEL4 は Fedora 3から作成、
RHEL5 は Fedora 6から。
カーネル->Fedora->RHELを日付順で調べると

2.6.9 (2004/10/18) -> Fedora3 (2004/12/9) -> RHEL4 (2005/2/15)

2.6.18 (2006/9/20) -> Fedora 6(2006/10/24) -> RHEL5 (2007/3/14)

となり、RHEL4 では4ヶ月前のカーネル、RHEL5 では6ヶ月前のカーネルがリリース
されている。

現在の時点ではまだ RHRL6はリリースされていないが、最新のカーネルは2.6.31であり、
RHEL5 のリリースからすでに2年半が過ぎて、いったいいつリリースされるのだろう?
http://www.h-online.com/open/Red-Hat-Summit-videos-presentations-and-outlook-for-RHEL6--/news/114197
の記事にある ロードマップのプレゼン資料をみたら RHEL6 は Fedora 11,12 がベースになるように書いてあった。
http://www.redhat.com/f/pdf/summit/tburke_1050_rhel_roadmap.pdf

posted by tshibata at 15:46| Comment(1) | TrackBack(0) | Linux

2009年09月12日

22の特許をOINが購入

OIN(Open Invention Network) が22個のLinuxに関連する特許を購入したと発表した。
http://www.openinventionnetwork.com/press_release09_08_09.php

この発表はOINがAST(Allied Security Trust)から購入したが、ASTはこれらはMicroSoft から購入したものなのだとのこと。
また、ASTというところは、デラウエア州の団体であり、特許のキャッチアンドリリースをする、とweb に書いてあるが、MSは自分の保有している特許をASTに売却してそれを Patent Troll に売った上でLinux やオープンソースを利用している企業を間接的に攻撃しようとしていていたとOIN は思っているようだ。
http://www.alliedsecuritytrust.com/
AST is a Delaware statutory trust that was originally formed by several high technology companies to obtain cost-effective patent licenses.
the Trust creates new opportunities for patent holders of all sizes to generate a return on their rights.
AST is not an investment vehicle. Its purpose is freedom of operation and cost reduction. It generates no profits and does not engage in patent assertions against other companies. AST maintains a “catch-and-release” commitment that returns to the market in a timely manner patents acquired on behalf of Trust members after licenses are secured.
 
 
posted by tshibata at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2009年08月30日

OpenSUSE 11でのサウンド

OpenSUSE11.1 でカーネルの更新があるたびにサウンドが動かなくなることの調査メモ

opensuse.org の Audio Troubleshooting (http://en.opensuse.org/AudioTroubleshooting#Alsa_web_site_suggestions_for_testing_sound) によれば

#cat /proc/asound/modules

# cat /proc/asound/cards

で自分のサウンドカードのモジュールや名前が判る。私の場合には、intel のカードだった
Inte-HDA sound problem (http://en.opensuse.org/SDB:Intel-HDA_sound_problems)
によれば、intel と言ってもたくさんあるので
# head -n 1 /proc/asound/card0/codec*
によって具体的なCodec を調べる。私の場合には
Codec: Realtek ALC880
と返ってきた。
カーネルソースの Documentation/sound/alsa/ALSA-Configuration.txt の ALC880 の
Codec の部分を参照すると、

	  Model name	Description
---------- -----------
ALC880
3stack 3-jack in back and a headphone out
3stack-digout 3-jack in back, a HP out and a SPDIF out
5stack 5-jack in back, 2-jack in front
5stack-digout 5-jack in back, 2-jack in front, a SPDIF out
6stack 6-jack in back, 2-jack in front
6stack-digout 6-jack with a SPDIF out
w810 3-jack
z71v 3-jack (HP shared SPDIF)
asus 3-jack (ASUS Mobo)
asus-w1v ASUS W1V
asus-dig ASUS with SPDIF out
asus-dig2 ASUS with SPDIF out (using GPIO2)
uniwill 3-jack
fujitsu Fujitsu Laptops (Pi1536)
F1734 2-jack
lg LG laptop (m1 express dual)
lg-lw LG LW20/LW25 laptop
tcl TCL S700
clevo Clevo laptops (m520G, m665n)
test for testing/debugging purpose, almost all controls can be
adjusted. Appearing only when compiled with
$CONFIG_SND_DEBUG=y
auto auto-config reading BIOS (default)
となっており、自分のカードが上のどれなのかを調べて、model=<name>を /etc/modprobe.d/sound
ファイルのところに追加する。

例えば、
ptions snd-hda-intel model=5stack
のように。


posted by tshibata at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2009年06月23日

Fedoraのリリースとカーネルの関係

Fedora11 がリリースされたが、これまでのカーネルとFedoraのリリースの関係を調査してみた.
Fedoraは年2回リリースされることになっているので、春と秋にリリースされているのが分かる。
また、その時点の最新のオープンソースを採用するので、Linuxのリリーススパンの3ヶ月毎と
組合わさって奇数バージョンがだいたい採用されている。また、Linuxのリリース後、約1ヶ月で
Fedoraに統合されているのは素晴らしいと思う。



Fedoraリリースリリース日採用LinuxバージョンLinuxリリース日
Fedora72007/5/312.6.21  2007/4/26
Fedora82007/11/192.6.232007/10/9
Fedora92008/5/132.6.252008/4/19
Fedora102008/11/282.6.272008/10/9
Fedora112009/6/92.6.292009/3/23
posted by tshibata at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux

2009年06月07日

栗本薫さんへ

30年以上前からグインサーガを読んできました
126巻になって、今更リンダとシシュトの話しかよ、と思いながらも読み終わったら納得してしまい
次の展開を楽しみにしていました。また、ケイロニアを襲ったといわれる病気、ヤガに向かうヨナとスカールはどうなる...
もうニュースが流れてから2週間になるが、喪失感がずっと抜けない..
これまでずっとずっと楽しみに読んできたグインサーガがもう語られないなんて..
思い出すとまた..

あなたはノスフェラスでエンゼルヘアーになって飛んでいるのでしょうか?
それとも星船に乗って行ってしまったのでしょうか?

それでもグインサーガ続かない世界に今日も生きる..
いろいろな刺激や毒にさらされながら
グインの周りに起こる出来事を読まないで今日も生きる..
ナリスの居なくなったヨナやウ゛ァレリウスのように..

忘れようにも忘れられません

でも、もう言わなければいけないのだろう

お疲れ様、ノスフェラスでも楽しくやってください
ラゴンによろしく
これからラゴンはテレビにでるようですから..

posted by tshibata at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記