2008年11月10日

Linux 関連 Conference の動向

これまではオタワの OLS にいくのがいいとされてきたけれども、最近は事情が変わってきている。
どうなのか、というとこれまでは、kernel summit が OLSの2日前から始まって2日間やった後にOLSだったので、カーネルメンテナー達が皆、OLSの場に残ってうろうろしていたから、「OLSに行けばメンテナと直接会って話ができる」と思っていた。Linus ですら居たのだから。
だけど、2007から、カーネルサミットが他に移ってしまい、状況が変わってきた。オタワに行ってもあまりカーネルメンテナーが居ないのだ。
カーネルサミットはどこに行ったのか、というと2007年はケンブリッジに行った。同時に欧州のユーザグループはOLSと同じようにカンファレンスを開いた。2008年は今度はポートランドに行った。(米国オレゴン州)なので、Plumbers Conference を開催した。

今後はどうなるのか?
2009年は日本に来ることが決まっている。
2010年はどうなのだろうか?

ちなみに、2007年の欧州のConference はローカルなカンファレンスとしてすでに実際されており、2008年に実施した Plumbers Conference は来年も同じ場所でやるらしい、さらに、同時期には Linux.con という Call For Paper ベースのカンファレンスもやる、というアナウンスが出ている。

これからはカーネルサミットがいろいろなところを回り、ローカルなカンファレンスを育てる、という形になるのだろうか?

オタワは長年やってきた会場が老朽化したため、2年位かけて改装するのだとか、そのため来年はオタワではできず、モントリオールでやるらしい。だけどこれまでのようなワールドワイドなカンファレンスにはなりそうもないのではないかな... と思う

posted by tshibata at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux
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