2014年01月28日

Wifi とLANで同じIPアドレスに

Raspberry Pi にWifi ドングルをつけたら、DHCPでIPアドレスがつくようになったが、LANの方はスタティックIPアドレスをつけていて、結局2つのIPアドレスを持つことになってしまう。WifiでもスタティックなIPアドレスをつけることも考えたが、ボンディングをつかって2つのネットワークインターフェイスに同じIPアドレスをつけてどちらかが使えるようにすることにする。
これにはbonding の mode 0 (balance-rr) の設定をする。このmode 0 では ラウンドロビンで最初の有効なネットワークインターフェイスから始まって、次に有効なものにパケットが転送されるので、LAN, Wifi の順で有効なものが先に使われるようになる。
で、設定だが、 Raspberry Pi の Rabedian の /etc/network/interfaces を以下のように設定。
auto lo

iface lo inet loopback

iface eth0 inet manual
bond-master bond0

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
bond-master bond0
bond-give-a-chance 10

auto bond0
iface bond0 inet static
address 192.168.0.6
gateway 192.168.0.1
netmask 255.255.255.0
dns-nameservers 8.8.8.8 192.168.0.1
bond-mode 0
bond-miimon 100

---
この設定で、ターミナルから
$ ls -lR /
などで ls の結果を垂れ流しながら、 LAN のケーブルを抜くと表示が止まり、数秒で Wifi に切り替わって表示が継続される。また、さらに LANケーブルを差すとまた数秒で Wifi から LAN に切り替わるのが分かる(これは Wifi ドングルのLEDが消えるのでわかる)


posted by tshibata at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Raspberry Pi